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十割そば / 十割や

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こじんまりした店舗。そば屋だがうどん屋かラーメン屋にも思わせる。客席はほぼカウンター席のみ。オールバックで作務衣を纏った店主は色気のある感じ。小さなテレビを眺めながら蕎麦を待つ。 注文は十割(大盛)。笊に盛られた二色の蕎麦。辛汁と一緒に塩が付く。信州産そば粉(白)は翁系にも思える蕎麦。塩との相性がよくとても甘みを感じる事ができる。茨城産そば粉(黒)は田舎蕎麦。甘めの辛汁との相性が抜群。種類の違う蕎麦により味比べが楽しめる。双方とも丁度よく茹でられた蕎麦。十割蕎麦は茹で方がとても難しい。瑞々しくコシと風味がある。辛汁は風土を感じさせる甘み。後から広がる芳醇な旨み。そば湯で味わうと更に美味。 そば処 十割や(とわりや) 山口県防府市車塚2-7

ざるそば / ふしの家

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新山口駅から徒歩5分。駅前とはいえ、さ淋しい雰囲気は漂う。寂れた街並みの一角に店はあった。店内に入ると、目の前にはガラス台でまんじゅうが売られている。奥が蕎麦店になっており、少し暗い古びた内装。先客は2組。どちらも中年の女性客。 ざるそば。かなり黒い蕎麦が登場。コシは無い。非常に粉感かあり不思議な甘い風味がする。それにしてもこれは黒い。黒い蕎麦といえば、蕎麦の実を蕎麦殻や甘皮を付けたまま(丸抜きの挽きぐるみ)挽くと、黒い蕎麦(田舎蕎麦)になるが。田舎蕎麦といえば、大抵は星という黒い粒(蕎麦殻)が入っていると思うが。つゆは透けた甘いもの。独特のコクと非常に芳醇な甘味。モサモサする蕎麦と合わさると和菓子のような感覚。合うと合わないとかそういう次元ではない味わいに少々興奮。話のネタにもなりうるご当地B級蕎麦との出会いに感謝。 ふしの家 山口県山口市小郡下郷1329-16

ざるそば / まつずみ

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宇部市内の蕎麦店を調べと、旅館で蕎麦を出してると面白そうな情報を知り訪問。住宅地の中にポツンとある旅館。こんな所に宿泊客が来るのだろうか。一軒はさんで駐車場。生そばの看板が目に入る。石臼で挽いた手打ちそばと書かれてる。外観はお世辞にも立派な建物とはいえない。奥に玄関が見え赤い暖簾がかかる。なにやら怪しい雰囲気も漂う。 暖簾をくぐり中に入る。誰も居ない。玄関を上がり奥へ行くと客間が広がる。意外にも多くの客で賑わっていた。厨房から店員が来て席に案内される。隣りの席のテーブルはレトロなミシン台にクロスを掛けたもの。 ざるそば(大盛)。蕎麦はニ八だろうか。瑞々しい蕎麦で香りはあまり感じない。かわりに歯応えがすごい。しかし嫌な感じはしない。塩で食べたくなった。予想外の美味しさに驚きながらも嬉しくなった。つゆは甘口。地方の情緒を情緒を感じる味。こういうのも好きだ。そば湯との組み合わせはよくなかったが。 そば処 まつずみ 山口県宇部市松山町3-2-4

もりそば / 野の花

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JR厚狭駅(新幹線口)から近く。空き地に挟まれのどかな風景の中ポツンと佇む一軒の蕎麦店。注文はもりそば(二枚)。蕎麦は十割、ニ八と選択できる。十割は北海道産そば粉。ニ八は長野県産そば粉。せっかく?なので十割を注文。細切りの田舎そば楓。水気をよく含んだ蕎麦。水切りが甘いわけではなさそうだが。蕎麦の香りは弱い。特有の泡は感じる。つゆは色が濃い甘口なもの。見た目のわりに味は濃くないがコクがある。蕎麦との相性は良い。蕎麦とつゆが一体になっている。逆に印象がうすい気もする。また、蕎麦にわずかなヌメリを感じる。蕎麦の後口(そば湯)は流行の粉を溶いたもの。嫌いじゃないがこのつゆには合っていない。 手打そば 野の花 山口県山陽小野田市桜1-6-22