かけそば / 菜のはな


岩手県の一ノ関駅。意外にも賑わいがある駅前。もっと閑散とした駅かと想像してた。一ノ関駅は、東北新幹線と東北本線および大船渡線が乗り入れており、接続駅となっている。主な駅弁は、いわいとりめし、泉義経、かにめし、あぶり焼き牛肉弁当、海鮮三色弁当、南部わっぱめし、平泉うにごはん、三陸海の子、前沢牛ローストビーフの逢わせ寿司、岩手牛めし。


駅で切符を買い、電車を待つ人たちが座る待合室に入った。手前には土産物店がある。奥には立食いそば屋がある。腹が減っていた訳ではなかったが、これから東京に帰る新幹線の乗車時間のことを考えると、身体を中から温めておきたくなった。待合所の奥にある店舗。美味そうなもんが出てきそう。まったく根拠のない発想だが、おもわずそう思ってしまう。厨房にはおばちゃんが一人。メニューを見上げてるが、呼び込みの声をかけたりはしない。あくまで自然体だ。


券売機で購入したのはかけそば。駅そばにしては太い蕎麦。そば粉感を感じる田舎よりの蕎麦。粗めに刻まれた白ネギがシャキシャキ。食べてる最中、汗だくの配達員が荷物を届けに来た。すぐ去ろうとした配達員をおばちゃんが呼び止め「お水飲んでって」と。配達員は恐縮しながらもお水を飲み暫し休息をとる。田舎っていいなぁ〜と思った。ここではごく自然なやりとりなんだろう。食べ終わりホームに入ると、そこにも駅そば屋があった。こっちも良さそうだなと思った。

菜のはな
岩手県一関市駅前67

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