都々逸【閉店】


古びた建物。入口らしき所に案内が。店頭にはやたらと草木が配置されてる。日本庭園を模した感じではない。怪しい雰囲気がプンプン漂う。


凝った店頭を進み入口に。分厚く重厚な扉。質素で簡素な店構えの方が好きだ。店内に入ると薄暗い。窓の方にあるテーブル座席は明るい。座席に腰を着けると卓上にある大きなくす玉みたいな照明がはじめは邪魔に感じた。


注文は箱そばセット。蒸篭のような箱に笹を敷き、その上に蕎麦が盛られてる。山形県の板そばを思わせる様相。蕎麦だけで一口。新蕎麦の風味が広がる。意外にも蕎麦は丹誠込めて打った事が伝わる。辛汁は甘い。馬刺用のたまり醤油を使った返しと、カツオ節の利いた出汁を合わせた汁。好みではないが、熊本県という土地柄を表した良い汁だと思う。季節ごはんは、ただのかやくごはん。大量の浅葱。サラッとした蕎麦湯とは微妙。


都々逸【閉店】
熊本県熊本市中央区水前寺6-28-8

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