せいろ / 千曲


旭市は茨城県から近いので蕎麦が美味しいのでは?と探索。某スーパーの裏にありました。隣りの駐車場に車を停車。入口の大きな板に「新蕎麦 打ち始めました」と書いてある。非常に風の強い冬晴れの日。店内は総畳敷き。各部屋までの廊下も畳みが敷かれてる。部屋は壁で仕切られている。背もたれ付の座椅子に腰を下ろし、お茶を啜る(すする)。先客は誰も居ない。妙な静けさが癒しと同時に、不安感も募らせる。それにしても畳はいいものだ。



せいろ(大盛り)を注文。元気で気っ風の良い女性店員が、厨房まで行く。箱に入って運ばれてきました。なんだか怪しい気もしたが、開けると蕎麦が敷かれてる。予想外に美味そうな蕎麦だ。一つまみ口に運ぶ。風味のあるいい蕎麦。細切りの十割。少量の辛汁につける。短く切れてしまうが、それも一興。返しが強めの汁。店主の好みか。蕎麦は素晴らしい。汁は追求の余地がある。だからこそ嫌いじゃない店だ。ここは田舎。こういう地域では、蕎麦は長くて中太、喉越しが良いものが喜ばれる傾向がある。汁は甘めが好きなはず。そういうもんだ。この蕎麦が正しく解る人が多くいると良いが。


千曲
千葉県旭市イ2592

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