ざるそば / えん野


評判を聞き訪問。平日は地元客で賑わい、土曜は遠方からわざわざ来るらしい。ひなびた民家群を進むと、最奥に店舗が姿を表す。国道、幹線道路などから著しく離れており、途中看板などは気づかず。偶然通りがかる事はまず無い場所。客間がいくつかに分かれ、離れにもある。なんとも言い難い雰囲気のある店。座敷に上がり、テーブルに着くと、お茶と柿ピーが出てきた。これは名物として有名。照明が小さい為か、妙に薄暗い客間。


大ざるそば@700円を注文。こちらの蕎麦は手打ちではなく腕打ち。初めて聞きます。平打ちされた田舎蕎麦でした。大胆に切られた不揃いの蕎麦。太さや幅が不揃なのは風情はあるものの茹で具合が揃わず、味に関して良い点は一つもないかと。香りは少ないが水々しい田舎も珍しくこれはこれでアリ。辛汁は意外にもおとなしいもの。ちゃんと手作りされ辛汁自体の味は美味しい。香りの弱い蕎麦ゆえ相性は悪くない。しかし、水々しいそばには少し物足りない印象。小皿のごぼう、ごま油と辛味が少し利いて美味しいが蕎麦には余計か。


剛打ち そばの館 えん野
茨城県筑西市江993-2

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